一般の方には何が書いてあるのかさっぱり分からないのが当然です。
屋根工事・リフォームにはどんなことで料金が掛かっているのかを簡単にご説明いたします。
屋根の料金・見積りについて 屋根の葺き替え
屋根の工事や補修・リフォームには大きく分けると葺き替え・カバー工法・塗装と3つの工法があります。
また、屋根材の種類や面積及び大規模改修をするのか、一時的な処置をするのか、でも当然価格は異なります。
また、それぞれの工事においても細かい工法が違えば、当然価格も変わってきます。
その① 既存屋根材の撤去があるかどうか
屋根ふき替えの場合には、既存の屋根材を撤去します。撤去がある場合には撤去料金が発生致します。一般的には屋根材の種類、面積を元に金額を算出します。
屋根塗装工事・カバー工法の際には、既存の屋根材の撤去は発生致しません。見積りの際にしっかり確認しましょう。
その② 既存屋根材の処理があるかどうか
撤去した屋根材を処理するのも費用が発生します。特に、アスベストを含んでいる場合は高額となります。きちんとした処分をされているかの確認は「マニュフェスト伝票」を見せてもらえるか聞いてみましょう。
その③ 野地板の補修があるかどうか
屋根材の下の部分になります。屋根の葺き替えの場合には屋根材の野地板の部分が傷んでいる(劣化している)場合があります。その場合には野地板の補修が必要となります。合板の種類、厚さによって値段が異なります。
その④ 防水下地の料金
下地の上部分に防水下地を敷きます。雨漏り・遮熱ためには重要で必須の物です。耐久性などの性能により料金が変わってきます。
その⑤ 葺き替える新しい屋根材の料金
葺き替えの場合、価格の中で大半を占めるのは新しい屋根材です。屋根材によって料金は変わってきます。屋根材のおおよその料金もネットなどにより調べることもできます。
その⑥ 足場の設置料金
二階建ての建物や屋根の勾配が急な場合には、足場設置が必要となります。
その⑦ 職人の作業料金及び経費
屋根の工事・リフォームの際には職人の作業料金が掛かってきます。かかる日数により料金も変わってきますし、交通費や駐車場代も掛かってくる場合もございます。見積りの諸経費分はしっかり質問してみると良いでしょう。