屋根材の種類・比較:陶器瓦の特徴、スレート瓦(セメント瓦)の特徴、金属瓦の特徴など

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知っておきたい屋根の事「屋根材の種類」
屋根材には、素材や形状、メーカーなどによって種類があります。
こちらでは、代表的な屋根の素材「陶器瓦」「スレート瓦(セメント瓦)」「金属瓦」の3種類をご紹介します。

屋根材の種類と特徴

陶器瓦


陶器瓦は古くから屋根の素材として使用されている屋根材です。
現在でも多くの住宅の屋根材として用いられて、耐久年数にとても優れています。
和・J形(和風タイプ)、平板・F形(モダンな和風・洋風タイプ)、スパニッシュ・S形(洋風タイプ)等があります。

【陶器瓦の特徴】

●寿命は半永久的:陶器で作られているので強い衝撃を与えない限り、陶器瓦の寿命は半永久的です。

●メンテナンス不要:水が浸透せず、長い年月を経ても美しい状態を保つため、メンテナンスの必要がありません。ただし漆喰部分の定期的なメンテナンスは必要です。

●カラー・バリエーションが豊富:制作過程にて色やツヤの出し方を変えることも出来ます。様々な瓦メーカーもあるのでカラーやバリエーションも豊富です。

陶器瓦例

陶器瓦例

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スレート瓦(セメント瓦)


軽量で、工事もしやすく、安価であるという特徴があります。
スレートとは薄い板状の屋根材です。粘土版岩を薄く加工した屋根材です。
近年、最も多くの住宅に使われている屋根の素材がスレートです。
様々な種類があり、手念席を使用した天然スレート、石綿(アスベスト)を使用した石綿スレート、石綿を使用していない無石綿スレート、セメントを主材料としたセメント系スレートなどがあります。
以前は石綿(アスベスト)を使用したスレートが主流でしたが、現在は無石綿スレートが主流になっています。

【スレート瓦(セメント瓦)の特徴】

●重量が軽い:陶器瓦やいぶし瓦と比べ、重量が軽いのが特徴です。

●メンテナンスが必要:塗料の種類によりますが、8~20年に1度の塗り替えが必要な商品が一般的です。

●比較的安価:金属屋根材よりも安価で、施工もしやすいのが特徴です。

スレート瓦(セメント瓦)例

スレート瓦(セメント瓦)例

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金属瓦


鋼板、アルミ、ステンレス、フッ素鋼板、またそれらを複合したものなど種類が様々です。
最近では、耐久性やデザイン性等がアップした、ガルバニウム鋼板の金属屋根が増えています。
錆に強く、性能の割りに費用も安価です。 しかし、メンテナンスフリーというわけではなく、経年とともに錆てしまいます。 軽量で加工が容易にできることから、リフォームの際に屋根カバー工法にも利用されることが多いです。

【金属瓦の特徴】

●重量が軽い:軽量なため地震にも強くなります。遮音性は少し低くなります。

●経年劣化しにくい:ガルバニウム鋼板等はサビに強く耐久性・耐熱性に優れています

●耐火性に優れる:素材が金属なので耐火性に優れています。

●加工しやすい:加工しやすいので屋根の形状に合わせやすいです。

金属瓦例

金属瓦例

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素材別 屋根の比較

【屋根材の分類と性能】
屋根材には、それぞれ長所と短所があります。お客様の家の状況、資産価値をどう保つのかなど、地域の気候や、デザイン等も屋根材の選定の際にはポイントとなります。 杉栄建材ではお客様に最適な屋根材をご提案いたします。

屋根材の分類 陶器瓦 スレート瓦(セメント瓦) 金属瓦
耐久年数 60年以上 20~30年 10~20年
劣化 ほぼ劣化しない ひび・割れ・反りが生じてくる サビ・穴あきがでる
重量
メンテナンス
△~○
△~○
価格
○~◎
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